C.O.U.はWILD SWANS(ワイルドスワンズ)革製品を取り扱う直営店である他、様々な価値観や文化、良いものとの出会いを提供できるお店を目指しております。

Material/Maintenance

クリスペルカーフについて

クリスペルカーフ【ペリンガー社(LUDWIG PERLINGER Gmbh)/ドイツ】

ドイツの名門タンナー・ペリンガー社のカーフ(生後6か月以内の仔牛)で、水シボと呼ばれる一方向の細かいシボ(皺)と艶やかな光沢が特徴の、ヨーロッパ最高級クラスのボックスカーフです。
ペリンガー社は1864年から主にボックスカーフを中心とした皮革の製作をしており、5世代に渡って累積された革鞣しの技術や経験と近代的な製造方法を結合させることで、常に安定した最高品質の革を供給するタンナーです。カーフという素材は、しなやかで肌理細かく柔らかいという利点を活かす為、基本的には殆どがクロームで鞣されます。クリスペルカーフもまたその内の一つで、クロームで鞣されています。
この革はペリンガー社を代表する高級皮革の1つで、小さな細波のようなキメの細かい水シボ模様が特徴となっています。シボの出方は非常に繊細で、曲げ伸ばしや傷に強く、尚且つ傷を目立たせないという利点もあります。また、そのシボを強調させるかのような煌びやかな光沢も魅力で、さらりとした手触り、しなやかな質感と相まって非常に艶やかな表情を持ちます。更にはタンニン鞣しの革のように使いむほどに光沢が増し、手触りもしっとりと変化し、まるで溶けたチーズのような潤いのある光沢が現れるという、大きな特徴もあります。

【ケア方法】
●初めからオイル分を多く含んでおりますので、基本的にクリームを塗って頂く必要はございません。普段お使い頂く際に手の平から出る油分で充分に補えます。もし革にカサつきや固さ、曇りなどをお感じになりましたら、無色のクリームをごく少量布に取り、布に良く馴染ませ製品に円を描くように動かし、塗布して下さい。(※多量の油分はオイル染みやコシの抜け等、革の風合いを損ねる原因となりますので、過度な塗布は十分ご注意下さい)

【推奨ケア用品】
●サフィール ノアールレノベイタークリーム
●コロニル 1909シュプリームデラックス
●馬毛ブラシ

【ご注意点】
●水濡れについて
革は多量の水分を嫌います。多量の水分はカビの原因となり、放っておくとカビが革繊維の内側に根を張り、完全に取り除くことが難しくなりますので、水気には十分ご注意下さい。雨などで多量の水分を含んでしまった場合は、堅く絞った柔らかい布で水拭きをし、その後柔らかい布で乾拭きを行って陰干しをして下さい。(※ドライヤーや日光に当てるなどの急速乾燥は、革の風合いを損ねる原因となりますので、くれぐれも行わないようお願い致します)また、シボの内側に入り込んでしまった汚れは、水気をよく飛ばした後、ブラッシングにより掻き出して下さい。

●汗について
汗に含まれるアンモニアは艶を消し、革の風合いを損ねる可能性がございます。夏場に長時間ヒップポケットに入れてのご使用はお避け下さい。ご使用中、多量の汗の染み込みを感じられましたら、硬く絞った布で水拭きし、その後柔らかい布で乾拭きして下さい。乾拭きを終えてもカサつきや曇りをお感じになられましたら、製品が完全に乾いた後でクリームを全体に薄く塗布し、柔らかい布やレザーグローブ等でお磨き下さい。

●移染につきまして
クリスペルカーフは衣類と強い摩擦が生じますと色移りの可能性がございます。また汗や雨などによって衣類やバッグが湿っている状態ですと、比較的弱い摩擦でも色移りいたします。白色などお色味の薄いお洋服をお召しの際には十分ご注意下さい。

C.O.U.では様々な種類の革の小物、鞄を取り扱いしております。末永くご愛用いただくために、各種素材についての特長とお手入れ
方法をご用意いたしました。日々のお手入れのお役に立ていただければと思っております。
店頭でもメンテナンスを行っておりますので、ご不明の点がございましたらいつでもお気軽にご相談下さい。

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